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「どれがホント?」情報の真偽判断は多様な情報収集から

「ネットの一般的な情報よりも、友達からの情報が信頼できる」
これがSNSの価値を語る言葉としてしばしば語られています。

情報があふれている時代、情報の真偽判断が重要になってきましたよね。

わたしはライター、特に実用的な文章のライターの能力として重要なことは、「正確な文章」だと思っています。正確な文章を書くには、正確な情報を得て、正確に伝わる表現ができなければいけません。

正確な情報、情報の真偽を見分けること、真偽がはっきりしない情報ははっきりしないことを自覚することがすべての出発点。

では情報の真偽判断はどうやって行うか?

以前にライターの掲示板で「50文字の説明文を読んで、50文字の原稿を書くのに、パクリにならないように書くにはどうすればいいんでしょうか?」という初心者ライター質問がありました。何人かの先輩ライターが書いた答が、「もっと情報を集めて、自分の中で消化して、きちんと理解してから自分の言葉で書くこと」。

わたしが1冊の本を書くときには、取材やインターネットでの調査のほか、本を30~60冊くらい読みます。
ひとつの事実について、たった一人しか書いていなければ、それが事実かどうかわかりません。しかし、何人もの人間が、いくつもの視点から書いていれば、それはたぶん事実だろうと推測されます。
注意が必要なのは、すべて情報元が同じ場合があること。しかし、たくさんの情報を集めて読み比べていくと、「この話は情報源がひとつだろう」と推測できるものです。それは情報源が同じだと、表現や情報の幅が似通っているから。

たとえば新聞の情報は、複数の新聞を見比べると、ある程度新聞社ごとの立ち位置のちがいによって多様性があります。しかし、ライターとして、あるいはときに取材される側としてマスコミとつきあってきた目からは、マスコミの情報の偏りを感じずにはいられません。立ち居地がちがうマスコミでも、しょせんマスコミ。基本的に「マスの読者(視聴者)の興味を惹く」ことに価値を置いているので、そうでない部分がこぼれ落ちています。

SNSやツイッターが出てきて便利だなあと思うのは、個人のつぶやきを見ていると、マスコミの論調の影響もわかるし、同時にマスでない個人の感じ方もポロポロ拾えること。
ひとりの呟きではわからないことも、数十人の呟きを見ていると、なんとはなしに見えることがあります。

「友達の情報は信頼できるか?」
友達の情報の便利なことは、その友達の性格や環境をあるていど知っているため、フィルターが推測できること。
「Aさんがおいしいってことは、味濃い目ね」
「Bさんがこういう論調になってきたってことは、テレビの論調がそうなっているってことね」
などのように…。

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