UPQの卵型チェアに隠された秘密の未来: ブロガーズブログ

UPQ（アップキュー）とは、携帯電話を作りたくて、カシオに入ったのに、カシオが携帯電話をやめちゃったので、自分も会社辞めた、モノづくり大好き女子の社長、中澤優子氏が作った家電メーカー。

たった一人で、世界の製造地帯を駆け巡り、決裁不要の身軽さと、不眠不休で働くパワーとで、たった2カ月で、17種類もの商品を世に送り出した。

その17点のの商品中、たった1つだけ家電ではないものがある。それが卵型チェア「Q-home ISU2」だ。身長180cmの大人でもすっぽりと入り込めるという椅子に、身長157㎝のわたしが座ると、一瞬、転がり込みそうになった。その大きなゆったりとした空間は座っていると不思議に落ち着いた。

しかし、100点ものアイデアを17にまで絞ったという中澤氏が、なぜ、あえて家電ではなく、家具を1点その中に入れたのか？
AMNののオープンプレスカンファレンスの「UPQ（アップ・キュー）メディア・ブロガー向け説明会」で、中澤氏はこの製品の隠された秘密の未来について語ってくれた。

卵型チェア「Q-home ISU2」の中には、不思議な静かさがあり、ふわっとリラックスして、思わず眠ってしまいそうに…。

UPQのサイトで見ると「内部で音を立てても外側に漏れ聞こえにくい」とあります。そもそも、球体のその形は、ドームと同様に、音の反射による音響効果が優れているだろうなあと想像がつきます。

そう、この椅子、発表された全製品中最大サイズの製品は、実は、スピーカーを仕込んで音楽を聴くための空間にすることが想定されていました。

しかし、さすがに2か月ダッシュでずらりと製品を用意する中で、一気にそこまで持っていくことはならず、まずは純粋に椅子として発売。ゆくゆくは…というのが、この卵型チェアに隠された未来でした。

UPQの中でも製品ラインが充実しているのが、スピーカー、イヤホンなどが揃ったQ-musicシリーズ。イヤホンは特に聞くだけで「おっ！」と声が出てしまうほど、はっきり音の差が出るという名品。

中澤さんが一番作りたかった製品であるUPQ Phone A01（Android5.1搭載のSIMフリースマホ）とイヤホンを卵型チェアに持ち込めば、落ち着いて音楽を一人で楽しめる空間に。

自分の書斎がない男性陣、実家で落ち着ける空間がない女子のみなさん、この卵型チェアを置く空間だけ手に入れれば、この中に自分空間が作れますよ。

…この記事をFacebookでシェアしたら、友達が「これを並べたおひとりさま専用カフェができますように！」とつぶやいていました。
うん、この静かな空間でぼーっと過ごしたくなる。

いつも、わらわら目の前のことに追われがちだから、この中でゆーっくり、自分だけの時間を持って、じっくりブログ記事の構想など練ってみたい。

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