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Dynabook Vは最軽量でなくても出張パソコンとして価値あり

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発表会で見たときから惹かれていたDynabook Vシリーズ。
Toshiba DirectさんからDynabook VZ72をお借りして、実際に使わせていただき、さらにDynabook Vシリーズに魅了されました。

出張用パソコンをいろいろ検討してきたわたしは、最近はクラス最軽量を争う、800gを切るものを選んできました。従って、ふつうなら本体重量が約1,099gと1kg超えのDynabookの新シリーズVシリーズは対象外です。

ところが昨年発表会にうかがい、30分の充電で7時間駆動、フル充電すればバッテリー駆動は約17時間というスペックを聞いて、衝撃を受けました。

メーカーが語る駆動時間は、実際の使用では7がけくらいに考えていますが、それでもこれだけのスペックなら、電源に悩む必要がなくなります。

たとえば広島出張の場合、のぞみでほぼ4時間。仕事先で取材2時間ほどの間、話を聞きながらパソコンに入力。帰宅ののぞみで再び4時間、聞いたばかりの話を元に原稿をまとめます。合計10時間はフル稼働。

この間購入したNECのLAVIE HZ(D)の場合、メーカーによるバッテリー駆動時間は、モバイルパワーキーボード装着時で約10.3時間。電源につなぐことなく、帰宅までパソコンを使うい続けるのは無理です。

その点、Dynabook Vシリーズなら、フル充電で17時間あるので、7がけで考えても、広島出張の際に、電源なしでも使えます。
使用して数年後にバッテリーがへたってきて、駆動時間が短くなってきても、広島駅の周辺の電源カフェで30分充電すれば、たとえ新幹線の電源のある席をとれなくても、楽々、帰りの新幹線内でパソコンが使えます。

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↑左がDynabook V72、右がNEC LAVIE HZ(D)

小さくても安心のハイスペック

昨年、NEC LAVIE HZ(D) かPanasonic レッツノートRZを購入するかで悩んだときに、「どれもいまひとつ……」と悩んだ原因はCPU。

13.3型のパソコンはハイスペックなCPUが載せられていますが、それより小さくなると、どこもCPUのスペックが低かったんです。
ネットとOfficeを使う程度ならいいですが、画像処理したり、ましてや動画編集は無理。

ところがDynabook Vシリーズは12.5型ながら、一番上のクラスならCore i7、現在一番上のCPUが載せられていて、動画編集でも使える、当分安心して使えるスペックです。

メモリも8GB、さらに余裕を持たせたければ16GBも用意されています。

Dynabook Vは12.5型で、外形寸法は約299.0(幅)×219.0(奥行)×15.4(高さ)mm。
NEC LAVIE HZ(D) は11.6型で、294(幅)×206.5(奥行)×17.9(高さ)mm(キーボードとセットした状態)。
Dynabook Vのほうが一回り大きいですが、キーボードにセットした状態のNECよりも、高さはやや低いです。

↓左NEC LAVIE HZ(D)が、右が Dynabook V72

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パソコンとして使いやすいコンバーチブルタイプの2in1

最近、小型パソコンを探すと、多くがタブレットとしてもパソコンとしても使える2-in-1。
わたしが数カ月前に購入したNECのLAVIE HZ(D)もそうです。

2-in-1は形によって3タイプあります。

ひとつが↑このDynabookのVシリーズのように、液晶ディスプレイを360度回転させて、液晶の裏側とキーボードの裏側をぴたっとつける「コンバーチブル型」。

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NECのLAVIE HZ(D)↑↓は、キーボードと液晶ディスプレイが分離する「セパレート型」。

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MicrosoftのSurface↑↓のように、あくまでタブレットが主役で、専用キーボードを装着する「タブレット型」。

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わたしはタブレットがあってもいいけど……ていどで、使用のほとんどはパソコンとしての利用です。

「タブレット型」はキーボードはおまけに過ぎず、入力しやすさも、液晶を立てた状態での使いやすさも劣ります。

Dynabook Vは「セパレート型」で、キーボードを切り離して軽いタブレットとして持ち歩くことはできませんが、最もノートパソコンとして使いやすいスタイルです。

実際に使ってみて、タブレット形状で使うときに、キーボードが底に来ていて、常にキーに力がかかってしまうことには一抹不安を感じました。

ただ、わたしのようにタブレットとして使うのことは少ない人間にとっては、一番いい形状です。

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仕事に使えるペン入力

以前、Surfaceの体験会で、ペンを使い、Adobe Illustratorを使ってものを作ったときに、ペン入力に惹かれましたが、それはあくまでクリエイティブ、わたしにとっては遊びの世界の話でした。

Surfaceを実際に使ってみたら、あのSurface ペンの価値がわかりました。

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しかし、今回、Dynabook Vで付属のアクティブ静電ペンを、手書きノートアプリ「TruNote」で使ってみて
「これは仕事に使えるペンだ」
と感じました。

画面キャプチャーでExcelの図表などを取り込み、そこに注釈をつけるといった使い方ができます。これまでならプリントアウトして、紙にペンで書きこんで、それをデザイナーにファクスで送るといった手順で行ってきた作業が、タブレットで行えるようになります。

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アクティブ静電ペンはDynabook VシリーズのV72およびV82に付属しています。
パワーの元は単6電池です。

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拡張性も安心なアダプター付き

薄型ノートパソコンや2in1の弱点は拡張性。初めてNEC La Vie Zを持って出張に出たとき、有線LANがつなげないことに気づいて愕然。
薄い、軽い…の代わりに、いろいろ省略されています。

USBにいろいろなアダプターをつなげなければ使えません。USBコネクタが少ない場合、有線LANにつなぐと、USBメモリが使えなくなることもあり、USBハブは必須。
しかし、電源を別に取るタイプのUSBハブでないと、いろいろつなぐと、電力が足りずに動かないこともあります。

USBハブやLANアダプターなど、いろいろ別に持って行くと、軽いノートパソコンを選んだ意味がありません。しかも、どれか忘れると、出先で真っ青。
別の電源が必要なUSBハブだと、出張先の限られた電源では足りないことがあります。

Dynabook Vシリーズには、USB Type-C™ アダプターが付いていて、ディスプレイなどにつなぐためのHDMI出力端子やRGB端子、USB3.0、LANが用意されています。

ACアダプタと本体の間につなぐスタイルのため、本体もUSBも十分な電力がまかなえます。

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指紋認証は安心で、起動がスピーディ

実は3台前のノートパソコンはDynabookでした。
使い勝手はよかったのですが、重さに負けてNECに乗り換えたため、いまでも家で予備機として待機しています。

そのDynabookにも指紋認証がついていたのですが、使っていませんでした。

ただ仕事の機密性を考えると、パスワードは心配。パスワードは調べられる可能性があるし、新幹線の隣の席の人に見られる心配もあります。

指紋認証なら安全だし、触れただけでパソコンが立ち上がり、スピーディ。

今回、試用の際に使ってみて「なぜ、いままで使わなかったんだろう」と反省しきりです。

↓右が旧Dynabook。厚みが全然ちがいますね。

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優れた冷却性能

過去に二度、パソコンの冷却性能のトラブルに見舞われました。

一度はソニーのデスクトップ。使い始めてまもなくから、時折、突然電源が落ちました。やがて暑い季節には毎日落ちるようになり、修理に出したところ、冷却ファンに不具合。
過熱すると安全装置が働いて電源が落ちていたとのこと。

もう一度はNECのノートパソコン。
ある日発煙?を見て、当時、ソニーのバッテリーの発火・発煙の危険で、各社パソコンの回収騒ぎの最中だったため、慌ててNECに電話、修理へ。
結果は「たぶん吸気孔のつまりによる過熱で湯気が出たものと思われる」とのことでした。

パソコンはすぐ過熱する機械で、冷却が重要。特にノートパソコンは暑くなりがちです。

dynabook Vシリーズは冷却性能が優れています。発表会のときに、分解して見せてもらいましたが、「W吸気新空冷システム」が優れもの。

背面の穴が2つに分かれています。片方が吸気、もう片方が排気です。底面部と背面から吸気して、内部の熱くなった空気を排気する仕組みです。これにより、効果的に内部を冷やせます。

Dynabook Vはこのサイズの中では多少重いのですが、それをカバーして余りあるメリットを数多く持っています。
さらにスペックが高いのに、価格はこのクラスでは高くないほうです。
NEC LAVIE Direct HZ(D) ya Panasonic レッツノートRZ5あたりを検討しているのなら、このDynabook Vも比較対象に入れるべきです。
多少の軽さよりも、小さくても高性能を選びたいなら、Dynabook Vをおすすめします。

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