使ってきた動画制作用の編集ソフトの操作性を比較
わたしがこれまでに使ってきた動画編集ソフトを比較してみたら、今後、使うのは「VEGAS PRO」になりました。
モニターとして無料提供いただいたのですが、そもそもモニターに手を挙げたのは、このソフトがわたしの動画の師匠の愛用ソフトだったからです。
プロ向けですが、一部機能しか使わないと割り切れば、シンプルにも使えます。
それでいながら、さすがにプロ向けで操作性がよく、操作ミスなどで無駄な時間をとられることなく、スムーズに手早く編集が行えます。
実際に使ってみて、ストレスがない操作性で、心地よく、動画制作に使う編集ソフトの乗り換え、決定!
無料ソフト「Windowsムービーメーカー」への不満から有料ソフトへ
動画制作を始めたのは2009年。当時はWindows付属の無料ソフト「Windowsムービーメーカー」を使っていました。
ただ、しょせん無料ソフトなので、必要な機能が足りませんでした。
たとえば、音声は使いたいけど、画像は差し替えたいときがあります。
わたしは「中の人」シリーズとして、メーカーの人などの説明を撮影して動画制作していますが、うっかりカメラが急激に動かしてしまったときや、観客の顔など映してはいけないものを映した際など、その部分の動画を静止画などに差し替えたいものの、説明する声はそのまま使いたい……このためには、映像と音声を切り離して別々に扱う必要があります。
しかし、無料ソフトではそこまで望めません。
「Windowsムービーメーカー」は対応するファイル形式も限定で、せっかくの一眼レフで撮影したMPEG4ファイルを扱うことができませんでした。
初めての有料ソフト「VideoStudioPro」
初めて動画制作用に購入した有料の編集ソフトが「VideoStudioPro」です。
使い始めたのは2012年。
このときはいろいろ比較検討しましたが、プロ用ソフトは複雑すぎて使いこなせず、一番、「Windowsムービーメーカー」感覚で使えたのが、この「VideoStudioPro」でした。
ただ、販売元が変わったり、バージョンアップする内に、だんだん世間での評価も落ちてきて、なぜか使い勝手が落ちていきました。
特にWindows8が出たときに対応したバージョンの評価が低く、わたしもWindows8にパソコンを買い替えただけに悩みました。
なお、最近、発売元が「PowerDirector」と同じ大手ソフトメーカーのソースネクストに変わり、サポートなどが期待できるようになったので、初めて動画ソフトを使う人にはおすすめできるように、また変わったようです。
操作性がいまいちでストレスがたまった「PowerDirector」
2014年にWindows8マシンを購入後、動画制作用の編集ソフトをどれに乗り換えようか迷っているときに、候補に挙がったのが「PowerDirector」。
その名前を見たとき、どこかで見た名前だと考え、気づいたら、購入したWindows8用の日本HPのデスクトップパソコンにおまけとして付属していたのでした。
これはありがたいと使い始めたのですが……なにかと操作性が悪いんですよ。
結果、動画編集が億劫になってしまいました。
動画の不要な部分を捨てて、必要な部分だけをつなぐ基本のキの操作性は重要
動画制作にあたり、最もよく行う編集が、不要な部分を捨てて、必要な部分だけつなぐことです。
わたしが生まれて初めて動画編集したときは、これだけやりました。友人の表彰される風景を撮影したのを、前後の余計な映像をカットして、友人に送りました。
動画制作を始めた最初の頃は、いろいろ効果を付け加えたり、あれやこれやと手を加えましたが、次第に、ストーリーをあらかじめ考え、なるべく無駄なく撮影して、最低限の編集をするのが一番だということがわかっていきました。
編集に時間をかけるのは意味がありません。
しかし、この基本のキが、動画制作用の編集ソフトによって、異なります。
「ムービーメーカー」は動画を一時停止して、ドロップダウンメニューから「分割」を選んでハサミを入れ、その後不要な部分を選んで削除します。
「VideoStudio」はトリムマーカーという棒をカットしたいところに移動して、ハサミアイコンをクリックして、その後、不要な部分を選んで削除します。
キーボードの→キーで1フレームずつ動画再生できるので、分割したい部分の指定がしやすかったです。
▲「PowerDirector」で再生ボタンを押したところ。
「PowerDirector」は動画の再生位置を指定するためのバーがつかみづらくイライラ。
さらに再生ボタンを押してから、離れた分割ボタンを押しに行こうとすると、時間がかかるため、再生してすぐの位置ではカットできません。
▲「PowerDirector」で「分割」ボタンを押したところ。
「VEGAS Pro」は不要部分を隠すだけだから、修正が簡単!
「VEGAS Pro」は再生は「Enter」キー、「分割」は「S」キー、「削除」は「DEL」キーと、すべてキーボード操作で行えます。
マウスをつかんで、急いであっちのボタンからこっちのボタンへと、慌てて移動しなくてもいいんです。
さらに画期的なのが、「VEGAS Pro」の場合、「切って捨てる」ように見せかけつつ、実は本当には捨てていません。後で「あー、あそこ、捨てちゃったけど、やっぱり元に戻したい!」というとき、先に切って捨てたはずの部分の動画をずるずる引っ張ると、なんと元通り!
これは本当に画期的。いままで何度、捨てた動画を再度入れなおしてきたことか。
もちろんVEGASでも本当に切って捨てることはできますが、それはまた特別の別操作。
基本は不要部分を隠しているだけなので、いつでも元に戻せます。
最もよく行う操作が楽に行えるというのは、動画制作のストレスをなくしてくれます。
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