クリエイター向きコスパに優れたパソコンは実はゲーミングパソコン
動画編集や画像編集、3D CADなどを扱うクリエイター向けのパソコンと言えば、「BTO」、つまり受注生産のパソコンを選ぶものだと一般的に思われています。
でも、実はゲーミングパソコンと呼ばれる、ゲームを快適に遊ぶためのパソコンに目を向けると、クリエイターに必要なスペックを持ったコスパのいいパソコンが見つかります。
▼コスパのいいクリエイター用パソコンは▼
さらにハイレベルな
クリエイター用パソコンはハイスペック
クリエイターの作業には高いスペックが求められます。
パソコンの作業の中で特にパソコンに負担がかかるのが、画像処理。
パソコンは、ワープロや表計算など、テキスト(文字)の処理は得意としていて、スペックの低いパソコンでも、比較的軽快に作業できます。
しかし画像、特に動画や3Dは、少し動かすだけで、膨大な計算処理が必要で、CPUもメモリも高いものが求められるます。
さらに、計算処理した画像をディスプレイに映し出すために、グラフィックボードもハイスペックなものが求められます。
なぜ、これまではBTO?
家電量販店で売られている一般的な有名メーカーのパソコンで、クリエイターが求めるスペックのものを買おうとすると、非常に高額になります。
そもそもクリエイターというのは、決して数は多くないですよね? ですから、少数派のクリエイター用パソコンが大量生産されることはありえません。
そこで、これまでは必要なスペックを指定して作ってもらうBTOパソコンを注文するのが一般的でした。
※BTOパソコン VS カスタマイズパソコン……BTOが基本的に注文に合わせて一から作るのに対して、カスタマイズパソコンは基本のスペックのパソコンがあったうえで、メモリやボードなど一部だけをカスタマイズします。
ただ、実際には最近BTOのメーカーも、それぞれのタイプ別に基本のスペックを出していることが多くなっています。
BTOパソコンの短所とカスタマイズパソコンの長所
わたしは過去に何度かBTOパソコンを注文作成してもらい、使っていたことがあります。
しかし、やがて大手メーカーのカスタマイズパソコンに移行していきました。
BTOパソコンはすべてオーダーメイド。従ってトラブルが起こったときに対応が望めないことがあります。
たとえばソフトや周辺機器が思い通り動かないで問い合わせるとき、使用しているパソコンについて聞かれます。大手メーカーのパソコンならパソコン名と、メモリなど一部スペックを入れます。メジャーなものなら、同じマシンでの動作確認がされています。
しかし、一台ずつ別々に作られたBTOでは、そのソフトのトラブルが、パソコン側との相性の問題か、ソフトの問題か……など問題の切り分けが難しく、ソフトメーカー側や周辺機器メーカー側にも、パソコンメーカー側にも、「うちの問題じゃない」と投げ出される可能性がかなりあります。
トラブルについて検索しても、BTOでは同じ状況が見つからない可能性が高いです。
ゲーミングパソコンがクリエイター向けな理由
そこそこユーザー数がいて、市場があり、しかもクリエイターが求めるスペックを持つパソコン市場があります。 それがゲーミングパソコンです。
近年ゲームは3Dで動くものが多く、動く画像を、プレイヤーの操作に合わせてすばやく処理する必要があるものが多く、ゲーミングパソコンには、まさにクリエイターが求めるスペックがあります。
量産されるため、BTOパソコンよりもトラブル時の対応が期待できることが多いです。
▼コスパのいいクリエイター用パソコンは▼
« 会議を効率化する議事録づくりにTrueNoteが便利すぎる | トップページ | 知らないと怖い、クリエイターが知っておくべき権利の話、聞いてきました »
この記事へのコメントは終了しました。
« 会議を効率化する議事録づくりにTrueNoteが便利すぎる | トップページ | 知らないと怖い、クリエイターが知っておくべき権利の話、聞いてきました »
コメント