AMD?何、それ?「インテル入ってる」なら安心……は間違っていた!?
2019年11月に行われたパソコン関連のイベントで、CPUのメーカー「AMD」のセミナーを受けて、愕然としました。
「インテル入ってる」なら安心が、いつのまにか古い常識になっていました。
わたしはパソコン関連の著書も何冊もあり、昔はパソコン雑誌に連載も持っていた、一応パソコン関連のライターでした。
そのわたしの長い間の常識は、文章を書くだけ、ネットを見たり、メールのやりとりするていどなら「インテル入ってる」パソコンじゃなくても大丈夫。でも、動画を編集するとか、たくさんのソフトを同時に立ち上げて作業するとかなら、あるいは4-5年以上使いたいと思うなら、「インテル入ってる」パソコンを選べ。
自分自身が買うパソコンで「インテル入って」ないパソコンは、資金繰りが苦しかったときに立て続けにパソコンが壊れたときに臨時で買ったノートパソコン一台だけ。あとは常に「インテル入ってる」パソコンを選んできました。
ところがAMDのセミナーで見せられたのが、上のグラフ。
AMDのRYZEN9は、Core i9に圧勝。Core i9は、価格的にはワンランク下のRYZEN7とほぼ同等。Core i7は価格同等のRYZEN7に劣っています。
ああっ! なんで盲目的に「インテル入ってる」を選んできたのだろう?
AMDは画像に強い!?
で、いまさらながら
「AMDって、どんな会社?」
すると、AMDは2019年に50周年を迎えた、この分野の老舗メーカーであり、なんと、CPUだけでなく、グラフィック製品も作っているメーカーでした。
「グラフィック製品って、なに、それ?」
という方もいるでしょう。
パソコンはディスプレイに画像を表示させるためにグラフィック機能が必要です。以前は、画像にこだわるひとは、パソコンに搭載されているグラフィックボードにこだわったり、グラフィックボードを変えたりしていました。
最近はグラフィック機能を持ったCPUが多くなり、パソコンを購入するときに、わたしはグラフィックボードをチェックしなくなっていましたが、パソコンの機能として、グラフィック機能は非常に重要な機能です。
インテルはCPUメーカーですが、AMDはCPUと共にグラフィック製品も作っています。
パソコンにおいて、ハイスペックが求められるシーンは、動くゲームをプレイしたり、設計などに使うCADを動かしたり、動画を編集したり……画像が関係するシーンです。
つまりグラフィック機能に詳しいメーカーなら、ハイスペックなパソコンに求められる部分に詳しいことが期待できます。
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